いつからか覚えていないほど前から
柔道、剣道、空手を習い、どんどん強くなった




小学3年生では拳銃の扱いを知った


小4になった時、クラスのやつらと喧嘩になった


馬鹿な俺は、他の奴らも同じように稽古をしていると思っていて

手加減なしにそいつらを殴った




その日から、友達の 先生達の俺を見る目が変わった




俺を精神面でも強くしたかった親父は、ごく普通の小学校に、ごく普通の生徒として通わせていたらしい




俺に友達なんかいなくなり、先生にも白い目を向けられるようになった




でも別に良かった


俺には、産まれた時から一緒に過ごした悠がいる


その時の悠も、俺と全く同じ状況で苦しんでいた


いつでも屋敷で語りあい、遊んだ




悠とは、親父のたくらみで小学校は別々にされていたが中学は一緒になった




中学で俺らは散々暴れた


たくさんのヤツらが喧嘩を売ってきて、売られた喧嘩は必ず買っていた