外出の手はずは、本当にあっという間に整えられた。
さすがに道順から館の位置を探されるのは面倒みたいで、玄関から分厚い目隠しをされるけど問題ない。
まさかこんなきっかけで、3日目にして外に出られるとは思わなかった。
近くの街まで連れて行かれる車の中、少し緊張しているのか汗ばんでいる九条くんの手を握り直す。
――と、握った手の甲に何か触れるのを感じた。
なになに……「に」「げ」「る」「ぞ」?
「逃げるぞ」!?!?!?
さすがに道順から館の位置を探されるのは面倒みたいで、玄関から分厚い目隠しをされるけど問題ない。
まさかこんなきっかけで、3日目にして外に出られるとは思わなかった。
近くの街まで連れて行かれる車の中、少し緊張しているのか汗ばんでいる九条くんの手を握り直す。
――と、握った手の甲に何か触れるのを感じた。
なになに……「に」「げ」「る」「ぞ」?
「逃げるぞ」!?!?!?



