LOVE or DEATH 愛し愛されデスゲーム

「すげぇよ、やっぱ道花、すげぇよ……!」


 どうやら超興奮状態。


 いい加減目が回りそうになって下ろしてもらったけど、それでも私から離れようとしない九条くんに私はため息をついた。


 とは言いつつ、ニマニマ笑顔が隠し切れない私を可愛いと言って。九条くん。


「道花ぁ……ありがとう……!」


 涙と鼻水で袖をぐしょぐしょにした果心が、私の手を取る。


 ちょっと、鼻水がつくんだけど。


 そう文句を言ったけど、果心の手は今日もぽかぽかに温かかったから、私は諦めて果心のしたいように手をぎゅうぎゅうさせる。


「……私のことが好きだったんだね」


 果心は黙ったまま、ただ首を縦に動かした。


「ずっと気づかなくてごめん。私は、たぶん果心と同じ『好き』にはなれないかもしれないけど、でも私は私なりの『好き』なのは本当だよ。果心が大好き」