しばらくして体力が限界を迎え、それでも殴られたことに対して無感情な相川さんに恐怖を覚え、私は殴る手を止めた。
「……気がお済みになりましたか、上野様」
「……はぁ、はぁ。あんた、気持ち悪いよ……。同じ人間と思えない。気持ち悪い!!」
「……人の心は、とっくの昔に捨てたので」
そう、冷酷に言い切る相川さんに怒りが再燃し、拳を固める。
「……私は、あんたを殴るのをやめないよ。果心が死ぬって事実を訂正しない限り、私の手がダメになっても殴り続ける……!」
「ほう、それはこうなってもですか?」
機関銃がこちらに銃口を向け始めているのが、視界の端に映った。
「もちろん。やめない……!!」
だけどそのとき、
「もうやめて!!!」
「……気がお済みになりましたか、上野様」
「……はぁ、はぁ。あんた、気持ち悪いよ……。同じ人間と思えない。気持ち悪い!!」
「……人の心は、とっくの昔に捨てたので」
そう、冷酷に言い切る相川さんに怒りが再燃し、拳を固める。
「……私は、あんたを殴るのをやめないよ。果心が死ぬって事実を訂正しない限り、私の手がダメになっても殴り続ける……!」
「ほう、それはこうなってもですか?」
機関銃がこちらに銃口を向け始めているのが、視界の端に映った。
「もちろん。やめない……!!」
だけどそのとき、
「もうやめて!!!」



