LOVE or DEATH 愛し愛されデスゲーム

「困りましたね。男は少しくらいじゃじゃ馬が好みだと言いますが、度が過ぎては好まれませんよ?」


「うるっさい。男に好かれるために生きてるんじゃない……!」


 精一杯の憎まれ口を叩くけど、前にも後ろにもあの男が増殖したような仮面の大群。残念ながら逃げ道は一つも見つからない。


 機関銃がこちらに向けて動き出す重たい音が響いていた。


 もう、ここまでか。


 絶対に諦めない、と強がった。でもそれはやっぱり強がりに過ぎなくて、これ以上頑張る強さは私には、ない。


 ごめんね。


 頭に思い浮かぶのは、学校の友達、お母さん、お父さん、妹、果心、相川さん、九条くん――。