LOVE or DEATH 愛し愛されデスゲーム

 汗ばんだ九条くんの顔が私を見下ろす。


 首に、脚に、触れる九条くんの無骨な手は、けれど優しい。



 体中に九条くんの唇が落とされる。


 まるで宝物みたいに触れられて、嬉しくない女の子なんていない。


 ――九条くんが好き。


 私はゆるやかに微笑むと、九条くんの首に手を回し体を密着させた。


「電気消す?」


「うん。ありがと」


 まだ19時にもなっていない。ゴールデンのバラエティ番組を観て、果心は笑ってるかな。相川さんは1人でティータイムでもしているだろうか。皆藤さんは大丈夫だろうか。


 目黒くんは――。



「ま、待って九条くん!」


「何?」


「私、大事なこと思い出した。今日はごめん、また今度!」