「この近さはさすがにおかしいだろ」
そう言いながら、私と目黒くんの間に体を押し入れてくれる。
どうやら会話に集中して気づかない間に、私と目黒くんの距離は男女では近すぎるものになっていたらしい。目黒くんも今回ばかりはその気はなかったらしくすぐ罰の悪い顔をして離れた、が。
「上野に何してた?」
さすが校則違反の金髪、と拍手のひとつでもしたくなるような恐ろしい顔で、九条くんが目黒くんを睨みつける。
だけど、背中越しなのに震え上がる私に対し、目黒くんは顔色すら変えない。
「何もしてませんよ。ね、上野先輩?」
「そ、そうだね……」
今回は、ね。苦笑いする私に、九条くんが手を伸ばした――。
「じゃあこれはなんだ?」
そう言いながら、私と目黒くんの間に体を押し入れてくれる。
どうやら会話に集中して気づかない間に、私と目黒くんの距離は男女では近すぎるものになっていたらしい。目黒くんも今回ばかりはその気はなかったらしくすぐ罰の悪い顔をして離れた、が。
「上野に何してた?」
さすが校則違反の金髪、と拍手のひとつでもしたくなるような恐ろしい顔で、九条くんが目黒くんを睨みつける。
だけど、背中越しなのに震え上がる私に対し、目黒くんは顔色すら変えない。
「何もしてませんよ。ね、上野先輩?」
「そ、そうだね……」
今回は、ね。苦笑いする私に、九条くんが手を伸ばした――。
「じゃあこれはなんだ?」



