トン。。。トン。。。トン。。。

足音が高くなっていく。

歩いて、数分しか立てないのに
疲れてきた。

暑さのせいだろう。

体が重く感じる。

倒れるかも。

そう思いながら、近くにみかけた公園へむかった。

そこについたところ、誰もいなかった。

風によって揺れる枝の音

それと一緒に動く影。

すぐに感じる涼しさ。

だが、私の目には不思議なことがうつす。

「桜?」
と、驚いた後、
目をこすったが、やぱりそうだった。

夏なのに、公園の真ん中に、一本の大きな桜の木。

私は、木のそばに腰をかけて、背中をその幹に落とした。

風が吹く涼しさ
桜の花が降っている様子の美しさ

それを見つめると目が閉じそうになる。
っていうか、この公園はいつからあったっけ?

まあ、いっか。

ここで眠ってしまい、もし悪魔がいたら
私の魂を盗んで、私が死ぬ。

それでもいいのだ。。。

こんな悪い子が生きていても意味ないし。