「ねぇ、その手離してくれる?」


怖くて閉じていた目を開けてみると、、



「こ、昂?!」



「は?お前誰?今からこの子と遊びに行こうとしてるんだけど?」



「お前こいつ嫌がってんのも分かんないの?」



「さっきから言ってるけどお前誰?」


「正真正銘こいつの彼氏」


「……ッチ!彼氏いたんだったら言えよな!」








と言って走り去って行った。