(なんでこんな事に)
変な人に追いかけられるなんてありえないと思ってたのに友達を先に帰らせたのはいいけど
(殺されたらどうしよう)
まぁ死んだとしても悲しむ人なんていないからいいんだけど
(そうだ...遺書書こう)
“今までありがとう先に僕は行くけどついてきたらダメだから体調に気をつけて毎日笑って元気に僕の分まで大切に生きてよね。育ててくれてありがとうさよなら。
(ここまで書いたらいいだろう)
と書いたところで僕は記憶を手放した。次目覚めた場所は知らない山の中のようだった。