お店が閉店し、しばらく経ってから、イケメン店員が私と美々子の方へ向かって来た。




「すいません、お待たせしちゃって」



「いえ、こちらこそお忙しい中すいません」



美々子とイケメン店員がいい感じになったので、私はそっとものかげに隠れた。




「あの、私一年前からここのカフェに来ていて…あなたのことが好きなんです」



すごい、生の告白なんて初めて見た。