「えぇー!」




「静かにしてよね、バレたくないんだから」



「あ、ごめん。それで、どの人?」



私は店内を見回した。と言ってもそこまで広くもないからすぐにイケメンを見つけた。




「あれ、あの茶色い髪の毛の人」



美々子が恥ずかしそうに言う。




「かっこいいね!美々子ならいけると思うんだけどなぁ」




「えー、そうかなぁ?」




私が言うと嬉しそうに、頬を赤らめる。