一見、どこにでもある日記のように見えるが、これは実は死刑囚の書いている日記である。

九時頃運命が決まるというのは、死刑囚に死刑執行の日がわかるのは死刑執行当日の朝の九時のため。死刑は休日は行われないため、月曜日が憂鬱になるのも当然だろう。