強力な睡眠薬を大量に飲んでも語り手が死ぬことがなかったのは、語り手の体が大きかったからだ。体が小さければ薬の過剰摂取になってしまう。

つまり、語り手は恋人を意図的ではないが殺してしまったのだ。それに気付いた時、語り手が何を思うのかは想像できない。