中学生になると

「お前ん家の母親と

昨日コンビニで見たぞ!

派手な服して男といたぜ」


なんて冷やかしの対象にもなった。

私はそれでもいい子であり続けた。


勉強は裏切らないし

数式を解くのが大好きだったから

答えのないものが


身震いするほど

嫌いになっていた。