それに…本当に私のせいだから。 お母さんとは何度も話して,何度もぶつかった。 最後は私が押して押して押しまくったらようやく折れてくれた。 桜が言うのならって,優しく微笑んでくれたお母さんに罪悪感が溢れそうになった。 私は,悪魔なのにね。 やっと治療をしなくて済むと思っていたら,次の事件が起きた。 『目が見えないこの学校…ろう学校に行かない?』 さすがに私も呆れ返った。 お母さん…どれだけ過保護なんだろう。