「温かくて、おいしい……。あの人が作ってくれた……」

ロネが優しく背中をさすると、アテナは泣きながら話す。そしてまたパンケーキを口に入れる。

アテナの中に優しい記憶が流れているのだろう。ロネはアテナの肩を優しく抱き締め、アテナの涙が止まるのを待った。