「別れたー」

私の一言に梓だけではなく、もう一人の友人佐々木一乃も驚きを隠せなかったのか飲んでいたお酒を吐き出した。

「汚ったなー笑。ちゃんと拭いてな?」

ちょっと酔っていた私は二人にタオルを渡した。

「いや。早すぎやろ?何ヶ月よ?てかなんで?」

どちらかといえば付き合い始めたら長い一乃からたくさんの質問が飛んできた。

てか、なんで・・・って

理由なんかひとつなのになぁ