「甲ちゃん…」 「ん?」 「…」 「なに?」 「手、触りたい…」 「ヤダ… ヤダって言ったら?」 「え…」 「んーん…いいよ… …ハイ…」 甲ちゃんが 布団から手を出してくれた 甲ちゃんの手に顔を当てて 思った ホントは手じゃなくて 甲ちゃんに触れたいんだ