保健室までついて行って
絆創膏を貼ってもらう先生を近くで見てた



「もぉ大丈夫だよ」


先生が指をオレに見せた




先生…




先生の指を握って

自分の唇に当てた




無意識だった




キーンコーンカーンコーン…



我に返って
オレは黙って保健室を出た