「じゃあ、さっさと出て。」




「ちょっ、待って!」




残り一口のケーキを口に押し込んで、佳菜に無理矢理部屋から追い出された。





「後10分くらいしてから入って来てね。絶対だよ!」




そう念を押して佳菜は店の中へ消えていく。




けどっっっ!!!!





「外かなり寒いんですけどーー!」






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