自分の意識が変わると 毎日も 明るくなっていく。


純也との 順調な関係は

仕事まで 充実させてくれる。


「麻里絵ちゃん 高梨さんは 良いお客さんでよかったね。」

湯沢さんの後も 純也のお客さんを頂いて 

私は 若葉ハウジングに 通っていた。


「はい。湯沢さん 頑張ったから。ご褒美ですかね。」

店長の言葉に 笑顔で答える私。


「高梨さんの奥さん 麻里絵ちゃんに 懐いちゃって。打ち合わせ 楽しみらしいですよ。」

控えめに 私を褒める純也。

私達のことは まだ 秘密だから。

純也の 精一杯の ポーカーフェイスに 

私は 照れて微笑む。


「何かさぁ。麻里絵ちゃん 最近 楽しそうだよなぁ。彼氏と 上手くいってるの?どんな彼氏か 気になるよなぁ?」

純也は 店長に振られて 少し戸惑っている。


「田辺さんも 気になります?」

ちょっぴり 意地悪を言ってみると

「まあね。麻里絵ちゃんが 幸せなら 俺はいいよ。」


多分 私は 今夜 純也に お仕置きされる。