私はわたし

クラッッッッ、、、
倒れてしまった。

「おっと。ごめんよ」
ナツはそう言って私のおでこを触った。

「熱っ、ハナ、ちょっとまってて。詩織ちゃん呼んでくるから。」

詩織ちゃんとは、この学校の保健室の先生。ちなみにお兄の彼女。


バタバタッッッ、、、、ガラッッ
「詩織ちゃんこっち!!」

「はいはい。ほんとね、ナツちゃん、まさに電話してくれる?」
ちなみにまさとはお兄。