アイドルだって恋したいもん

私がそういうと 

「そうだな。それに俺はまだ自信がない。例え付き合ってもお前を幸せにできる自信がない。
だって、アイドルだぞ?
テレビとか見て思ってたけど、今日のライブを見て改めて、遠い存在に思った。」

それに、普通にデートできる訳でもないもんね。私と付き合うって事は、少なからず心くんに迷惑かける事が多そう。
そんなの嫌だ。

「心くん。好きでいてくれてありがとう。
私も、付き合いたいとか思ってる訳じゃなくて、ちゃんと心くんに気持ちを伝えて、前を向こうと思ったの。
ごめんね。こんな私で。もし、もしも私が普通の女の子だったら心くんと付き合えたのかな」