よかった... 買ったばかりのスマホがもうダメになったなんてことになったら、笑えない。 そっと胸をなでおろした。 他に、傷は... いろんな角度から、傷を探す。 けど、 「暗くて見えない...」 夜の薄暗さの影響で全然見えなかった。 「あの...すみませんでした」 そんなことをしていると、すぐわきから、おずおずとそういう声が聞こえてきた。 「え?」