また、君と会いたい

キーンコーンカーンコーン

「つっきー!またあしたね!」

「ばいばい!!」

私はいつも、帰りのHRが終わるチャイムがなると、早足で行く場所がある。

近くの駅から電車に乗って20分。

着いたのはお気に入りの隠れ家カフェの「No.」(ナンバー)

ここでいつもミルクティーを頼んで飲む。

これが私の好きな時間。

知り合いにも見られていないし、人はほぼ居ない。

いるのは私ともう1人のお姉さん。きっと30代くらい。いつも本を読んでいる。今日もいつものように、ミルクティーを頼もうとした。

その時、見覚えのある顔がそこにはいた。

私はつっきー以外に仲良い人なんていないし、他の人はどうでもいいから、ほとんど覚えていないけど、覚えている。忘れわけが無い。

その先輩は学校で1番かっこいいと噂の成宮 快人(なるみや かいと)先輩だった。

本当にびっくりして、固まってしまって

思わず「えっ」と声を出してしまった。「えっ」

「あ、あの、○✕高校の、、な、成宮快人、先輩、ですか?」

「お、そーいえば俺の高校とおなじ制服だね。なんで俺の名前知ってるの?」

「いやいやいや!それよりなんでここにいるんですか?!ってかこの高校で先輩の名前なんて知らない人いないですから!」

「俺今日から、ここでバイト始めたんだ」