昔々、遠い昔。


これは王国に伝わるおとぎ話。





とある場所に、


天使が住んでいました。



その天使は


苦境に立たされた少年少女の


望みを何でも叶えてくれます。




しかし、その望みが叶った時、


少年少女はその対価として、


魂を天使に捧げなければならないのです………




きっと、今でもその天使は、


姿を隠しながら


この街にいるのかもしれません………。