「今までにないくらい優しく抱いてやるからジッとしてろ」






耳元で甘く優しい声でそう言われた



まるで悪魔の囁きだ



そんな風に言われたら頷かずにはいられないんだから






「いい子だ」






頭の上で押さえていた手を離し、優しく頭を撫でると服の中に手を忍ばせてくる



まだそこまで熱は下がっていないのか飛鳥の手が異常に冷たく感じて気持ちよかった






「、、、、、はぁ、はぁ、、、、、んっ!」



「口押さえんな。綾の声、もっと聞かせろ」






いつになくしつこく攻めてくる



もはや熱でなのか分からないほど身体が火照っていた






「お前ん中今日熱い」



「、、うる、さ、、、、あっんん、、」



「、、、、わり、やっぱ加減できね」







激しい緩急なリズムに何度目か分からない快感が襲ってくる



薄らと見える飛鳥の表情はやっぱりどこか苦しそうだった



ごめん、飛鳥苦しめて



ごめん






「、、、、、、だ」






なんて言ったのか分からなかったけど飛鳥の声を最後に意識を手放した