「ムカつく」 そういうと飛鳥は家の中へと足を踏み入れ、ドアを閉めたと思うと私にキスをした 荒々しいキスを こっちは風邪ひいてんのよ、うつるでしょ馬鹿 離れようにも後頭部と腰をガッチリ掴まれ離れられず、なにより頭痛に酸欠は思考を停止させ、意識を奪っていく 「お前は、て、おい綾!!」 もう無理 微かに飛鳥の声を聞きながら意識を手放した