私が飛鳥との関係を歪ませた



あれから飛鳥は事あるごとに私を呼び出し、抱いた



何回も何回も



その度に思い知らされる



飛鳥は私を思っていない



飛鳥は毎回私に好きと言わせるくせに一度も私を好きとは言わない



当たり前だ、飛鳥はずっとあの保健の先生が好きなんだから



そして、私を抱きながら時々彼女を思って悲しそうな顔をする



彼にそんな顔をさせてるのは私だ



私が飛鳥を苦しめている



私じゃ飛鳥を幸せには出来ない