冷たくなった制服を脱がし、当時恥じらいのなかった私は飛鳥をパンツ一枚まではだけさせたっけ?



まだ小さかった体はヒョロっヒョロで何より身体中にアザや擦り傷がたくさんあった





「さ、さすがヤンキー」





なんかの漫画で喧嘩は日常茶飯事って読んだけどまさか本当とは



家にある消毒液とガーゼや絆創膏で体全身を手当てし終えると謎の達成感に包まれた



部屋の中もあったかくなって飛鳥に布団をかけて飛鳥の制服を洗濯機へ、消毒液などを元あった場所に返して部屋に戻ると飛鳥は震えていた



部屋はあったかいのに






「え、まさかさっきまでパンツ一枚だったから風邪ひいた?!」






おでこ触れると異常なほど熱くて、火傷しそうなほど



ど、どうしよ?



部屋の温度はマックスだし、か、体をあっためるには