むかつくむかつくむかつく!

大槻に何がわかるのよ!

あたしはタク先輩のために必死なんだから!彼女もいないようなやつに納得されちゃ困るわ。

「もういいですー。」

そう言ってひらりと大槻から体を翻した。

ま、いっか。

だって今日はタク先輩が放課後迎えに来てくれるんだもん。
あたしにとってはそっちのほうがよっぽど重要。
化粧直ししなくっちゃな。

ん?でも大槻のやつ、何で時期まで知ってるの?

ま、それもいっか。