道道。

土方「翔太は平助とだ。」


翔太「分かりました。よろしくお願いします、
平助くん。」


藤堂「手加減は無用だぜ!」



両者とも位置に着く。



土方「両者構え…始め!」



試合が始まると道場の空気が変わった。


両者とも動こうとせず、相手を見ていた。



藤堂「…俺から行くねっ!」



仕掛けたのは藤堂だ。



翔太は攻撃を交わし、相手の体制を崩す。


そこから後ろに回り込み、首に竹刀を突きつける




土方「…っ、勝者、翔太。」



藤堂「あ〜!負けた〜瞬殺かよ〜」



翔太「平助くんありがとうございました!」



藤堂「翔太ありがとな!」ニコッ



沖田「土方さん、僕翔太と試合したいです…」



原田「お前本気かよ!」



斎藤「俺も手合わせ願いたいな。」



原田「お前もかっ!」



土方「…そうだな、
翔太!まだ体力はあるか?」



翔太「あります!」



土方「そうか、なら総司と戦え。」



翔太は一瞬びっくりしたが直ぐに了承した。



原田「土方さん、どういうつもりだよ」



土方「原田、あいつが二刀流なのは知ってるよな」



原田「あぁ、」



土方「でもあいつは…翔太は二刀流じゃなかった。ってことは?」



原田「本気じゃなかった…?」



土方「そういうことになる。
総司が負ければあいつは隊士の中で最強だ。
あんなに小さいのにな、」



その瞬間、原田は悪寒がした。