翔太『今日、歴史の授業で、
幕末のことやるらしい!!!』



沖田「本当ですか!?
…いじりがいがありますね!!」


藤堂「俺までとばっちり喰らうんだから
やめてくれよ…」



斎藤「平助、諦めろ」



藤堂「一くん…」


ガラガラガラ



土方「今日は江戸時代末期、幕末に
着いての授業だ。
幕末には侍がいてーーーーーーーーーー」



沖田「せんせー!豊玉さんって人について
教えてくださーい」


土方「…」


沖田「せんせー?」



翔太『僕が代わりに教えてあげよう!
豊玉さんとは、

新選組副長の土方歳三のかいた
俳句の今で言うペンネームである!

豊玉さんは俳句を書くのがものすごく下手なのであーる!

・梅の花 1輪咲いても 梅は梅。


・春の草 五色までは 覚えけり


・知れば迷い しなければ迷わぬ恋の道


などの俳句を書いた人であーる!』




沖田「なんで当たり前のこと書いてるんですか〜!!
豊玉さんって下手くそですね!!」



土方「………」



翔太『本当に下手くそですよね〜!
先生もそう思いません?』



土方「てめぇら後で覚えとけよ」



恥ずかしい捨て台詞を吐きながら教室


を出ていった土方。


他のクラスメイトはわけが分からず、


俳句を聞き、笑っていた。


藤堂「…おしまいだ……。一くん、2人で逃げよう」



斎藤「そうだな。」


2人はこっそり逃亡計画を立てていた。