『久しぶりの休日』



――ピピピ…


姫華「ん…『カチ、』…ふぁ…」


―朝8時、今日は日曜日、久しぶりの休日…


…久しぶりの、デート


姫華「支度、しなきゃ…」


『リビング』

聖奏「ちゃんと起きれたか?」

姫華「おはよう、お兄ちゃん」

聖奏「朝ごはんできてるからな」

姫華「先に支度しちゃう…」

聖奏「そうか、久しぶりだな、伊織と会うの」

姫華「えへへ、楽しみなの」

聖奏「ふっ、楽しんでこいよ?‪w」

姫華「ありがと、お兄ちゃん」



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『ピンポーン』

聖奏「『ガチャ』よぉ、じじい臭くなったな‪w」

伊織「まだ20歳だし‪w、久しぶりからの一言それかよ‪w」

聖奏「はは‪w、ひめならもう少しで支度終わる頃だと思うよ」


姫華「あっ、伊織くん!あ、バック忘れたっ…」

聖奏「慌ててる‪wまた髪崩れてるし…‪w」

姫華「おまたせっ、」

聖奏「髪崩れてるぞ、走ったりするから、」

姫華「うそっ…」

伊織「荷物持つよ」

姫華「あ、ありがとう」

聖奏「ひめ、こっち向いて」

姫華「あ、うんっ」

聖奏「はい、おっけい、楽しんできてね」

姫華「うん!行ってきます!」

伊織「行ってきます‪w」

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伊織「助手席にひめがいるの、久しぶりだな、」

姫華「そうだね‪w、会社同じだったら毎日会えるのに…」

伊織「毎朝五時おきで七時前には家出れるの?」

姫華「無理無理っ!冬なんて絶対無理だよぉ!」

伊織「あははっ、こっちの方が寒いけど、暖房あるからマシだろ?」

姫華「自分の部屋ではつけてないから寒いし暑いよ……」

伊織「器具はあるんだろ?」

姫華「あるけど出すのめんどいから出してない、それに、そんなのに頼ってたらいつまでも慣れないし!今のところ4年間耐えてるから5年目も耐えるの!」

伊織「そんなことして体壊すなよ?」

姫華「大丈夫!」

伊織「今日先に髪切りに行くからな、」

姫華「うん!楽しみ〜♪」


――そう、伊織くんは、髪を切る時に染めたところがあまり残らないように髪を伸ばして女の子で言うボブくらいの髪の長さになってるの、高校の時、駅前のカフェ出会えた以降、短髪は見てないから久しぶりで違和感あるかもしれないけど、絶対かっこいいって信じてる