もう一度君と ~記憶喪失からはじまる2度目の恋~

こういうのが苦手だって、わかっている。

それでも恭は私から目をそらさない。

きっと何があっても、こうして恭は私から目をそらさずに向き合ってくれる。

「もちろん!」
私は恭の胸に飛び込む。

「おわっ!」
その勢いに恭が砂浜に倒れこむ。

「反動つけんなよ」
そう言う恭のこれが笑っている。

砂浜に倒れこみながらも恭は私を抱きしめてくれている。