もう一度君と ~記憶喪失からはじまる2度目の恋~

その涙は温かい・・・

「俺は鈴をあきらめない」
「恭・・・」
「何度だって、鈴と一緒にいるために俺はなんだってする。」
「・・・」
「だからさ、そんなに不安になるなよ」
「・・・」
「大丈夫。どんな鈴だって俺の鈴を愛する気持ちは変わらない。」
「恭・・・」
恭は立ち上がり、私の正面に来ると、私の目の前に膝間付いた。

「鈴」
「ん?」
「結婚しよう」

暗くなった海岸でも、きっと恭の顔は耳まで赤いことがわかる。