もう一度君と ~記憶喪失からはじまる2度目の恋~

「ただいま」
「・・・」
少し、しわの深くなったその頬に触れる。

私に触れられたまま目を閉じて、その感覚が現実かを確かめるようにしているその人は・・・
「ただいま、恭。」


私がずっとずっと目指していた場所。

ずっとずっと求めていた場所。


ここに、この人に会うためにがんばれた。

愛する人。


恭の場所。