私と恭は一緒にリビングへ向かった。
「ごめんね」
キッチンにたつ嶺に声をかけると、嶺は嬉しそうに微笑み首を横に振った。
何やら朝食を作ってくれていたらしい。
「体調は?」
「・・・うん」
いつもは私が早く起きて朝食をつくり、完成してから嶺が起きてきていたこともしっかりと思いだした私。こんなにはっきりと今は覚えているのに、昨日、全く嶺を思いだせなかったときのことも鮮明に覚えている。どうして、あの時はわからなかったのだろうか・・・。思いだせなかったのだろうか。
同じことがあと何度起きるのだろうか・・・
もしもこのまま思いだせなかったらどうなるのだろうか・・・
その度に、嶺のことも恭のことも忘れてしまうの・・・
その度に、二人を傷つけるの・・・?
嶺が傷ついたようにうつむく昨日の表情が浮かんでしまう・・・
またあんな風に・・・
「鈴」
「ごめんね」
キッチンにたつ嶺に声をかけると、嶺は嬉しそうに微笑み首を横に振った。
何やら朝食を作ってくれていたらしい。
「体調は?」
「・・・うん」
いつもは私が早く起きて朝食をつくり、完成してから嶺が起きてきていたこともしっかりと思いだした私。こんなにはっきりと今は覚えているのに、昨日、全く嶺を思いだせなかったときのことも鮮明に覚えている。どうして、あの時はわからなかったのだろうか・・・。思いだせなかったのだろうか。
同じことがあと何度起きるのだろうか・・・
もしもこのまま思いだせなかったらどうなるのだろうか・・・
その度に、嶺のことも恭のことも忘れてしまうの・・・
その度に、二人を傷つけるの・・・?
嶺が傷ついたようにうつむく昨日の表情が浮かんでしまう・・・
またあんな風に・・・
「鈴」



