もう一度君と ~記憶喪失からはじまる2度目の恋~

「鈴・・・」
目を覚ますとそこには嶺がいた・・・。


「ごめん・・・ごめんなさい・・・」
ベッドの上で私は嶺に抱きしめられている。


「鈴?」
嶺は私の様子をうかがうように顔を覗き込んだ。


「私・・・最低・・・・ひどいことを・・・」
そこまで言った時に嶺がすべてを察したように、クシャっと顔をゆがめて笑った。
でも、その笑顔は今にも泣きそうだった。


「思いだしてくれたのか?」
嶺の言葉に私は頷いた。