もう一度君と ~記憶喪失からはじまる2度目の恋~

「待ってて」
嶺はコップをキッチンに片づけるとリビングから出て行った。

ソファに座り私が待っていると何やら大きな箱を持ち嶺がリビングへ戻ってきた。

「面白いもの観るか?」
そう言って嶺は何かをセットし始める。
「なに?」
ソファから立ち上がると
「これ持って」
と嶺から長い棒を渡された。
「?」
「抑えて」
何かわからずに何かを組み立てるのを手伝うと、少しずつ何を組み立てているかわかった。

「プロジェクターとスクリーン?」
「正解!」
いたずらに微笑む嶺。