Letter from the Starry Sky ―君がくれた世界―




*



誰かが私の頭を撫でている。

目を開けると、見覚えのある天井が見えた。

あれ、……?



「レイ?」


「……ユ、ウ」


「良かった……!」



ほっとしたように目を閉じるユウ。



「ずっと起きねえからどうしようかと思った……」


「え……今何時……?」


「あんま急に起き上がんな。今は5時だよ」



起き上がって時計を見ようとするが、ユウに肩を押さえられた。
何を大袈裟なと思ったが、全身あちこち痛みだして大人しくしようと思い直す。



「え……? 朝の?」


「ううん。夕方の」



うん? 待って。学校出たの5時だったよ……?



「え、もしかして1日寝てた……?」


「うん」


「っ、学校……!」


「大丈夫、欠席の連絡しといたよ」


「え? ユウ何で私の学校知って……」


「京一が知ってたんだ」


「京一が……?」



私のことになんて興味無いかと思ってた……。

ユウは私の髪を梳きながら少し笑う。



「何か飲む?」



私が頷くとユウは「待ってな」と部屋を出ていった。


一人になって、部屋を見渡すとここはユウのマンションの寝室だと分かる。あの大きなベッドに寝かせられていた。
でも達弘に液体を飲まされて目を閉じてからの記憶が無い。

あれから何があったんだろう。


私は部屋着に着替えさせられていた。きっとユウがやってくれたのだろう。傷も手当てされていた。

このユウの家には私が良く入り浸るせいで私の私物がどんどん増えていっている。予告なしに泊まりに来てもユウに物を借りずに生活出来るくらいには私の物がある。