少女漫画の主人公になりたい

でも、描くことがない状況は変わらなかった。


だから私はいつも通り、ゴミえもんに頼ることにした。


「ゴミえもん」


動かない。


「ゴーミーえーもーん!」


動かない。


「……お願いゴミえもん、今まで蹴ったり叩いたりしてごめん。もう二度としないから、どうか助けて」


ピコピコ。ウィンウィン。


「天涯孤独ッテ、最高に可哀想だヨネ」


ゴミえもんは私の置かれている状況を全てわかっているように、ただ一言だけ告げるとまたコテンと転がった。