それは放課後、綉百学園の生徒会との会議のため、会議室で待っているときだった。
「華ちゃん、なんか外騒がしくない…?」
「あー確かに騒がしい!そろそろ着いたのかも??」
生徒会の先輩方にそう言われて気づいた。
「確かに騒がしいかもですね…」
そう思って外を見ると、
「り、り、リムジン…?!?!」
なんか映画とかでしか見たことないような車から、5.6人が出てくる
「うわー…やっぱり綉百学園の生徒会はすごい人気だね。」
「小野寺くん知ってたの?!?」
そんなに有名なんて全く知らなかった…!
「書記は速筆の達人。会計はプログラミングの達人。」
ほ、ほう。なんかすごい人たち。
「更に護衛もついてて、父がSPのやつと、格闘技の学生日本チャンピョン。そんで副会長は晩年学年2位の秀才。」
護衛って…
そんな人たちなの…?
というか副会長晩年2位って。それって1位は他にもいるってこと…?
「最後に生徒会長。入学時からテストは学年1位。運動神経も抜群にいいからバスケの国体選手に選ばれてる。何より、せイケメン揃い生徒会でも郡をぬくイケメンさん。」
「…すご。」
私とは大違い。
「小野さん落ち込まなくていいよ。小野さんだって十分すごいから!」
「小野寺くーん…!」
小野小野コンビでこれからも頑張ろう…!
「って、私下降りて案内してきますね!!」
「行ってらー」
