「煽ったのはそっちだからね?」



俺はそういうと華にキスをしていた。


時折響く華の甘い声に、キス以上の事も少なからず思い浮かんだけど、いまは華を大事にしたいという気持ちで乗り切った。



「上書き完了・・・ね?」



華は疲れて息がちょっと切れてる。目が潤んでるのも、今の俺からしたら煽りにしか見えない・・・



「七音とのキスは好きだから・・・うれしかった・・よ。」



だから可愛すぎんだろ・・・



「そんなこと言ったら知らないよ・・・?」




そういうと、また頬を赤らめる。



やっぱり俺はこのあまりにも可愛い女の子を溺愛したいらしい。