「みりとはまだマシだよ。今から会うやつはほんとにやばい。だからあんまり顏合わせないで。お願い。」
切羽詰まったような顔の奏多。
そこまで言うなら・・・
「分かった。」
私は十分気を付けてインターホンを押した。
ピーンポーン
「はいっ隠れてっ!」
奏多が必死過ぎて笑ってしまう
「も~必死すぎでしょ!絶対大丈夫だって!こんな可愛くない子、相当なもの好きじゃないと相手にされないよ!」
・・・なんか自分で言ってて空しくなってきたきた。
「よくこんな私が生徒会長なんてやってるよね・・・・」
皆は嫌じゃないかな?
こんな私が生徒会長って。
「生徒会長・・・?それ絶対いっちゃだめだから。」
「なんで・・・?」
「なんでも。」
もー。奏多規制いっぱい。
ガチャッ
「なーんか面白いこと聞いちゃった~」
「なんで健が出てくるんだよ。」
