「ああ、苗ちゃん。いらっしゃい。今日もフレンチとブレンドかな?」


「はい、お願いします」


 おじちゃんもいつものように声をかけてくれた。


 そしていつも私が座る窓際の席に通してくれた。


「な、苗・・・・・・!?」


「えっ・・・・・・」


 その時、信じられない人物が目に入った。


「や、大和くん・・・・・・!??? な、なんで・・・・・・?」