緊張しながらも奥の扉を開けた。 オートロックの玄関を開けてくれた時からベッドの上で起き上がっていたのだろう。 おでこに冷えピタを貼って頭を押さえている桐谷くんがいた。 「ご、ごめんね、急に来ちゃって・・・」 「いいよ。新田さん、心配させてごめん」 いつもより弱々しい声の桐谷くん。 こんな時まで私を心配した言葉をかけてくれて、優しいな。 「適当に座って」 「あ、あのね、これ・・・・・・。アイス、買って来たんだけど、食べれる・・・?」 「ははっ」 「えっ!?」