「え・・・・・・・・・?」 「・・・・・・ごめん、ちょっとずるいよねこれ・・・・・・・・・。でも、グッと来たんだよ・・・」 「えっ・・・・・・!」 雅暉さんは目を落ち着かないようにキョロキョロさせていた。 『二人きりで』・・・・・・? 『グッと来た』・・・・・・? 心臓がまた、早くなる。 「こんな29歳、まじで世間から見たら最悪だと思う・・・んだけど。俺、まじでダメな大人だし・・・・・・・・・」