「い、いや、それは・・・。まあね!! ね、隆平!!」


「お、おう!! こういうのは人数が多い方が楽しいぞ!?」


 と言って雨野くんは私たちにピースサインを見せて来た。


「まあ・・・・・・それもそうだね!」


「・・・・・・・・・」


 大和くんは不服そうな顔をしていたけど、私たちは二人に乗せられてスイーツ巡りを楽しむことにした。


「大丈夫! 着いてくるだけできっと楽しいから来て来て!!」


 と言うので私たちは陽十香と雨野くんの後ろをついて歩いた。


 意図があまりわからないけど、それでもおいしいスイーツを食べられるのなら満足だ。


 二人について歩いていると、私たちはお団子屋さんに着いた。